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名古屋最大の繁華街「栄」。都心の真ん中を貫く久屋大通公園の再整備事業として計画されていた「RAYARD Hisaya-odori Park(レイヤード ヒサヤオオドオリパーク)」が本日開業しました!!
目次
1.久屋大通公園の歴史
2.RAYARD Hisaya-odori Park(レイヤード ヒサヤオオドオリパーク)とは
3.最大の特徴はテレビ塔エリアの水盤
4.「名古屋の逆襲」はじまる
1.久屋大通公園の歴史
久屋大通公園は、名古屋市の平均幅員112.17 mの、久屋大通の中央に位置する都市公園です。
久屋大通は、戦災復興計画策定時に、東西を走る若宮大通と共に、国内では珍しい全幅100Mを超える道路として計画され、1963年に開通しました。
1954年に久屋大通公園に名古屋テレビ塔が完成。1957年に東山線が開通し、栄が名古屋圏最大の繁華街になると、名古屋の象徴として注目を集めるようになりました。

終戦後の久屋大通公園
現在でも、名古屋といえば「道が広い」というイメージが定着しているのも、久屋大通や若宮大通りなどの影響が大きいのではないでしょうか。
これまでも「久屋大通公園」は、名古屋のまちの象徴として、親しまれてきましたが、開業(開通)から50年以上経った今日では、施設の老朽化などもあり、市民からは「閉鎖的で暗い」と言ったイメージも聞かれていました。

2017年のセントラルパーク地下街入り口とテレビ塔
そんな久屋大通公園のイメージを変え、名古屋のまちの魅力を高めようと計画されたのが、2017年の都市公園法改正により設けられた「Park-PFI制度」公園の官民連携制度を活用し、栄駅より北側を再整備する計画です。
2.RAYARD Hisaya-odori Park(レイヤード ヒサヤオオドオリパーク)とは
再整備計画に際しては、事業者公募がなされ三井不動産が選ばれました。そして今日、2020年9月18日に「ヒサヤオオドオリパーク」として新しく生まれ変わったのです。
三井不動産の「ヒサヤオオドオリパーク」は、7月に東京都渋谷区の宮下公園を再整備した(ミヤシタパーク)に次ぐ全国二番目の開業となっています。
またPark-PFI制度を活用した公園再整備事業としては、宮下公園の規模を上回る、全長1キロに及ぶ、日本最大級の公設民営型の再整備事業です。
「サステナブルな発展を底支えするインフラ」をコンセプトに、北エリア・テレビ塔エリア合わせて4つのゾーンに区分けされ、飲食・物販あわせて約35店舗が出店します。

3.最大の特徴はテレビ塔エリアの水盤
テレビ塔から栄までの〈ZONE4〉には、国内外のブランドのショップなどが集まり、中央には巨大な水盤が姿を表します。栄側から見ると、水盤にテレビ塔が写るようになっており、名古屋の新たな観光スポットになることが期待できます。
また横には都市公園「オアシス21」があり、久屋大通公演との連携で更なる相乗効果も生まれることでしょう。

夜には水盤がライトアップされる
出典:fashionpress
4.「名古屋の逆襲」はじまる
今回の久屋大通公園の再整備は、単なる1つの公園の魅力向上ということに留まりません。
名古屋のシンボルである久屋大通公園の再整備は、栄地区・そして名古屋全体を「世界に名だたる都市」へと変革していく為の象徴的な第一歩となります。
現在、栄周辺では、栄広場を再開発した36階建ての高層ビル事業や中日ビル再開発計画・三越、オリエンタルビル再開発・丸栄再開発など、数々の再開発事業が計画されています。
ヒサヤオオドオリパークの開業が、「名古屋の逆襲」となり名古屋の魅力向上の歴史的な一歩となると確信しています。
これからの魅力ある名古屋のまちづくりへ向けたの一丁目1番地として、まさに注目が集まっているのです。
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