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  • 執筆者の写真nagoya2000

【名古屋のこれからを考える】アスナル金山再開発決定-金山の未来はどうなるか?

更新日:2020年6月27日


金山と言われて思い浮かべるものはなんだろうか?中京圏で2番目に乗降客数が多く、アスナル金山などの商業施設、金山南ビルなどの超高層ビルがある名古屋の副都心であるにもかかわらず街の魅力があまりなく影が薄い街。このことは以前当ブログ金山は文化的な街になれるのか?でも紹介した通りだ。その時にアスナル金山を閉鎖し、再開発をする検討をしていることに触れたが、今回公式にアスナル金山の閉鎖、再開発が決定した。跡地には高層ビルを誘致する考え。

 

名古屋市は、金山総合駅(中区、熱田区)に直結する商業施設「アスナル金山」の解体を決めた。跡地には高層ビルを建てる方針。市は、10年後のリニア中央新幹線開業を視野に駅周辺の約41ヘクタールを再開発し、副都心機能の強化を目指す。2017年3月13日 朝日新聞

 

もともとアスナル金山は暫定的な施設であったので閉鎖することは開業当初から決まっていたことだ。しかし金山の現状を見てみると金山はアスナル金山と共に発展しているといっても過言ではない。今やアスナル金山は年間500万人が訪れる金山のシンボルになっているのだ。アスナル金山の中心ステージでは様々なイベントが開かれ、人々の憩いの場になっている。そのアスナル金山にある文化を再開発後にも残していく必要があると思う。再開発をやるときに一番やってはいけないことは前にあった古い施設を全部壊し、前の施設の文化を全く受け継がないで新しいビルを建ててしまうこと。なぜならそこにあった文化や伝統は一度壊してしまったら二度と復活することができないからだ。だから利用者や住民の考えを全く無視した再開発は破綻すると思う。その一番の失敗が大曽根の再開発だ。大曽根再開発の失敗でも紹介したように地元の意見を無視した再開発は街の分断を招く。だからこそアスナル金山の再開発はアスナル金山の文化を継承し、地元の意見を尊重する形で進めていって欲しいと思う。

 

国土交通省が3月21日に公表した調査では金山の地価上昇率が昨年に比べ倍増した。

名古屋駅前の商業地価格の高騰が周辺部に広がっている。国土交通省が21日に公表した公示地価で、金山総合駅(名古屋市中区、熱田区)周辺の2地点が愛知県内上位5位に新たに入った。リニア開業を見越し、投資対象が割安な周辺部にも広がっているためだ。2017年3月21日 朝日新聞

 

再開発や地価の上昇など最近金山の成長がとまらない。これからの金山の動向に注目だ。

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