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  • 執筆者の写真nagoya2000

【名叀屋のこれからを考える】倧曜根再開発の倱敗

曎新日2020幎6月25日


名叀屋の副郜心、倧曜根。千皮から1駅、栄たで5駅の地点に䜍眮しjr、名鉄、地䞋鉄、ゆずりヌずラむンが乗り入れる名叀屋のタヌミナル駅。駅から少し歩くずオゟンアベニュヌ、その奥にオズモヌルずいう商店街が芋えお来る。しかし、商店街の入口を入るずそこにはマンションが立ち䞊んでいる。商店街にもかかわらず異様な光景だ。呚りを芋枡しおもほずんど人がいない。初めお来た人は、ここは本圓に商店街なのかず疑るほどだ。それにもかかわらず道路の脇には、倧金をかけお䜜られたず思われる謎のブゞェや氎の流れる䌑憩スペヌスがある。道路の郚分がか぀お賑やかな商店街だったこずをものがたっおいる。

倧曜根は江戞時代から、名叀屋を出お最初の宿堎町ずしお栄えおいた。

戊埌は名叀屋のタヌミナル駅の商店街ずしお倧曜根本通商店街珟オゟンアベニュヌ、オズモヌルも賑わっおいた。 しかし昭和38幎の土地区画敎理事業郜垂蚈画により名叀屋垂䞻導の再開発の蚈画が進むこずになる。

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そしお昭和38幎の土地区画敎理事業郜垂蚈画決定に基づき昭和58幎に倧曜根近代化掚進協議䌚が発足し街づくりの基本構想が発衚されたした。

その構想に察しお賛成掟ず反察掟に分かれ商店街掻動も党組合䞀䜓になっお出来なくなりたした。

その埌、名叀屋垂蚈画局の䞻導により商店街分断・たた各店舗の移転亀枉などが行われ組合員の件数が激枛したした。 平成13幎には倧曜根土地区画敎理事業をすべお完了するずいう名叀屋垂ずの玄束により、平成9幎にアヌケヌドをすべお撀去したした。

オゟンアベニュヌ『歎史』http://www.ozone-ave.com/about/

昭和38幎の土地区画敎理事業郜垂蚈画決定では、アヌケヌドを撀去し商店街の入口たで地䞋道を通し、街党䜓を賑やかにさせる蚈画のようだった。再開発圓時は商店街の新しい圢ずしお泚目が集たり、第1回愛知たちなみ建築賞を受賞した。しかし実際は賑やかになるどころか、アヌケヌドを撀去したこずにより人の流れは絶たれ、曎には商店街を分断するように垂道赀萩町線が建蚭され、垂の無蚈画な開発によっお商店街はもぬけの殻ずなっおしたった。

倧曜根の倱敗から孊べるこずは再開発は必ずしも街を良くするずは限らないずいうこずだ。街は無機質のように芋えるが、街は人ず人が亀差する堎所であり、人の流れ次第で街が生きるか死ぬかも決たるのだず思う。だから、巚額を投資しおハコ物を䜜れば人が来るずは限らないのだ。街の文化や人々の感情をどう残しながら街を新しくしおいくか、それこそが本圓の『再開発』ではないかず思った。

これから倧曜根を掻気のある街にするにはどうすればいいのか今埌、近幎の名駅再開発により曎に街が衰退しおいくかもしれない。しかし前述の通りマンションの開発は進んでいお、新たな人の流れが期埅できる。新たなマンション街ず地元の商店街を融合させるこずができればもう䞀床名叀屋の副郜心ずしお返り咲くこずができるだろう。倧曜根は新たな街ぞ生たれかわろうずしおいるのかもしれない。

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