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あいちトリエンナーレへ行ってきた(前編)

September 5, 2019

あいちトリエンナーレとは?

あいちトリエンナーレは三年に一度、愛知県で開催されている国内最大規模の国際芸術祭です。県外・国外から多くの人が訪れています。 

4回目となる今回のテーマは「情の時代」早稲田大学文学学術院教授の津田大介が監督を務め、「『情報』によって我々の『感情』が煽られ、それによって翻弄された人達が、今世界中で分断を起こしている。世界を対立軸で捉えるのではなく、この世界に存在するあらゆるものを取り上げられるアートの持つ力で、人々の『情け』に訴えることによって、問題解決の糸口を探っていきたい」(会場入口「ごあいさつ」より引用)と言う思いが込められています。

また「政治と芸術を繋げる」と言うのも今回のテーマです。近年、世界中でイデオロギーの対立、排外主義などが横行し、世界は混乱の時代へと突き進んでいます。日本でも韓国人や中国人など特定の民族を差別し排斥する「ヘイトスピーチ」を行う団体が徐々に政治へと進出してきています。グローバル化が進むことで、富が一部の層に集中し、貧困層が増加し、格差が拡大しています。そうした時代の中で、様々な社会問題を「アート」を通して訴えかけようとしているのです。

そして、今回のトリエンナーの目的には愛知・名古屋圏の活性化という側面もあります。これまで3回連続で伏見・丸の内の長者町で開催されていた会場を、近年古い町並みが保存されていることで大きな注目を集めている四間道・円頓寺地区へと移しました。(四間道・円頓寺についての詳細記事は後編で紹介)

あいちトリエンナーレの実施により、名古屋が世界に注目を集める街になることを、期待したいところです。

 

メイン会場となる愛知芸術文化センター 

 

開催概要(開催場所や期間)

あいちトリエンナーレは8月1日から10月14日までの期間、毎日開催されます。

開催場所は

  • 愛知芸術文化センター

  • 名古屋市美術館

  • 四間道・円頓寺地区、

  • 豊田市美術館・豊田市駅周辺

の4カ所で開催されています。今回は愛知芸術文化センター、名古屋市美術館で展示されていた作品などを紹介していきたいと思います。

 

①愛知芸術文化センター

場所:地下鉄栄駅 地下通路直結

愛知芸術文化センターが、トリエンナーレ最大の会場となっており、多くの展示がされています。

 

今回のあいちトリエンナーレでは、「表現の不自由展その後」の展示取りやめを受けて、多くの芸術家達が広義の意味を込めて、作品の展示を「ボイコット」しているなどの状況が続いていました。

 

A4  LA FIESTA #latinosinjapan

 

 抗議の意味を込めて床に投げ捨てられている作品

 

 

A7  ・・・でも、あなたは私のものと一緒にいられる・・・

https://aichitriennale.jp/artwork/A14.html

 ボイコット中の作品

 

A14  ラストワーズ/タイプトレース

https://aichitriennale.jp/artwork/A14.html
 

 

 

 

 

A10  Decoy-walking

https://aichitriennale.jp/artwork/A10.html

 

 

A23   表現の不自由展・その後

 

https://aichitriennale.jp/artwork/A23.html

「表現の不自由展・その後」は、近年お日本において、ナショナリズムの台頭、それに伴い「表現の自由」が制限されている現代の社会を批判する展示。タブーとされてきた天皇・憲法・植民地支配などに関する作品を展示していたが、平和の少女像の展示を巡り、極右からテロをほのめかす脅迫の電話がかかったことを理由に、急遽展示が中止となった。実行委員会や多くの芸術家らは猛反発し、多くの芸術家達がボイコットしている。

壁には抗議文が掲げられている。

 

 

 

①名古屋市美術館

場所:白川公園 地下鉄伏見駅・大須観音駅最寄り

 

 

N01  「ガラスの中で」

作品を展示することで抗議を示している

 

 

 

N04  The Clothesline

https://aichitriennale.jp/artwork/N04.html

女性へのセクハラや性暴力が横行している社会において、被害を受けた人の「声無き声」を届ける作品。訪れた人が自由にかけることとなっていたが、この作品も抗議の意味を込めて、中止している。

今回、表現の不自由展で問題となった「平和の少女像」は単に朝鮮の問題ではなく、女性の性差別の歴史を証言するものであると、書かれていた。

 

 

 

 

四間道・円頓寺地区、豊田市美術館・豊田市駅周辺については、後ほど公開いたします。

 

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