10月29日にオープンしたばかりのテラッセ納屋橋に行ってきたので報告します!
テラッセ納屋橋とは
テラッセ納屋橋とは納屋橋東地区の再開発計画で、計画されたのは古く1988年。バブル崩壊、リーマンショックの2回の経済停滞により大幅に計画内容が修正され、プラウドタワー名古屋栄を中心とする住宅塔とユニーファミリーマートFDが運営するラフーズコアなどの商業施設や読売新聞中部支社などのオフィス塔で構成される複合施設として9月に全面開業しました。
2度も計画が挫折し、計画から完成まで約30年弱の時を経て今年9月に完成したテラッセ納屋橋。
当初は高層オフィスビル、高層マンションのツインタワーの予定でした。
商業塔にはユニー・ファミリーマートHDが運営する高級スーパーマーケットLa: Foods Core(ラフーズコア)やその隣にはフードコートNaYaBaShi Dining(ナヤバシダイニング)があり、他にもタリーズやサイゼリヤなどを始めとした店が出店しています。
納屋橋の魅力を発信する情報拠点に
正直に言えば、この施設自体の魅力はあまりないと言ったのが本音です。
計画が2度に渡り挫折していることもあり、計画を実行するにあたって当初の計画より大幅に形態を見直したためかもしれません。
しかし、テラッセ納屋橋納屋橋はあくまでも都市型マンションを中心とした複合施設。
納屋橋地区はその名の通り堀川を中心とした地区で、古くからの歴史と文化があります。
堀川は江戸時代の名古屋城と伊勢湾口を結ぶ人口運河で、木材の運搬など尾張名古屋の重要な交通を担っていました。その周辺には現在でも歴史ある古い建物が多く立ち並んでいます。しかし現状では臭く、汚いというイメージが付き、また認知度も低い堀川。名古屋市は平成24年に堀川まちづくり構想を発表しましたが、多くの名古屋市民に構想は認知されていません。そんな堀川を魅力ある川にしていくための魅力づくり、官民を連携させた発信拠点としてのテラッセ納屋橋が今、必要とさせているのです。
名古屋市堀川まちづくり構想
http://www.city.nagoya.jp/ryokuseidoboku/cmsfiles/contents/0000041/41296/machikousougaiyou.pdf
納屋橋から南方向に撮影した堀川