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建設新聞は12月1日、『三井不動産は名古屋駅前に複合施設「(仮称)名古屋三井ビルディング北館」を建設する予定がある』と報じました。
名駅前に3万㎡ビル/設計は日建、6月着工/三井不動産
https://www.kensetsunews.com/archives/133341
当地区は2016年に三井ビル北館、菱信ビル、白川第三ビル一帯が解体され、更地になっていました。しかし今年になって、菱信ビルの土地所有者であるむさし企業が単独での再開発に乗り出し、米兵名駅店が建設されました。暫定的な施設ではないかという噂もあり、当地区は名駅すぐの一等地にあるだけに、超高層ビルの再開発が期待されていましたが、今回の三井ビル北館、白川第三ビルの再開発の決定により、当地区一帯再開発の可能性はなくなりました。しかし三井不動産やむさし企業との間で調整なされなかったのか?疑問が残ります。
実際に現地に行ってきました。
計画概要
名称: (仮称)名古屋三井ビルディング北館
所在地: 名古屋市中村区名駅4丁目
構造: 鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート
高さ: 99.75m
階数・棟数 地上20階地下1階 1棟
建築主: 三井不動産株式会社中部支部
工事施工者: 未定
敷地面積: 2248.53㎡
建築面積: 1543.68㎡
延べ面積: 29450.98㎡
着工予定: 2018年6月1日
建設予定地全体像
暫定施設M4テラスは再開発される見通し
三井ビル北館の跡地に建てられた暫定施設M4テラスは再開発される見通し。暫定施設を建てたということは、三井不動産は当初、菱信ビル跡地も含め一帯再開発を望んでいたということのなのかもしれません。
一方米兵は再開発されない見通し
一方米兵名駅店前には建築概要は掲示されていなかったことから、一帯再開発はされない見通し。
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まとめ
建築計画や現地の様子からして、米兵との一帯再開発の可能性はほぼないと言っても良いでしょう。しかし当地区は柳橋新駅の設置や名鉄再開発計画などにより今後注目される地区。どのような複合施設ができるのか、今後の動きに注目です。
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